ブラジルから待望のコーヒー豆が届きました。マンチケィラ・デ・ミナスからのこのコーヒー豆はカッピング中から複数のナッツが顔を出す豊かな香りで始まりました。甘いチョコレート、アマレットを感じるまさにブラジルのコーヒーの王道ともいえるコーヒー。マンチケィラは、ブラジルコーヒー産地の中でも最も知られたミナスジェライスの中の一部ですが、約500キロに連なるマンチケーラ山脈の中の小さなエリアです。その小さなエリアからさらに小農家さんが持ち寄ったコーヒー豆。大農園式が一般的なブラジルにおいて、個人の農家さんんの集まりからのコーヒーは大変貴重です。長い長い航路を経てマキネスティの焙煎倉庫に到着したばかりです。それにしても今回も長くかかりました。コロナ以前と比べますと、3倍以上長くかかっていますね。つまり1か月で到着する予定だったものは3か月みないとならなくなりました。しかしコーヒー豆のような重量のあるものは船便航路でしか送りませんので、この3か月ひたすら我慢の日々でした。でも、このブラジルを中西ロースターが渾身の集中力で仕上げてくれたその一杯を飲んだ瞬間にすべてのストレスがどこかへ吹っ飛んでいった感じです。
皆さまにもぜひお試しいただきたいコーヒー豆です。