エチオピア・イェルガチェッフェ

エチオピアからマキネスティが仕入するコーヒー豆には大きく2種類に分けられます。それは、製造工程がナチュラル(自然乾燥)かウオッシュト(水洗式)か。今年はナチュラルとウオッシュト、両者ともに素晴らしい豆に出会えることができました。ここにご紹介するのはイェルガチェッフェのコシェアウオッシュトです。

小粒でエメラルド色の生豆ですが、焙煎後チョコレートの甘さが真っ先に広がります。カッピングでいろいろ意見を交わしましたが、ミルクチョコレート、デーツ、はちみつ系でしょうか。この豆は当社の平均よりはわずかに深めに焼いておりますが、苦味はなく、むしろ甘さを強く感じていただけるようにロースターが苦心と工夫でピンポイントで仕上げております。

収穫後3日間水洗発酵させ、その後高床ベッドで乾燥。真夏の直射日光を避けるためにさらにカバーをかけ直射にさらされないようにして乾燥させているそうです。丁寧に製造工程を踏んだコーヒーというのを飲みながら実感していただければ幸いです。